低汚染塗料のメカニズムと効果について

 低汚染塗料は、機能性塗料の一つで、その名前の通り汚れにくく、また汚れてもそれを雨水によって洗い流すと言うセルフクリーニング効果を有する塗料です。
この低汚染塗料のメカニズムは、塗膜表面が緻密で汚れが定着しにくく、また親水性が良い状態となるように設計されていると言う点です。

 一般的に汚れの原因となり易い排気ガスなどは、親油性であり水によって洗い流しにくいものですが、塗膜表面が親水性が極めて高い状態となっている事で、塗膜と雨水が馴染みやすく、これによって汚れを洗い流すセルフクリーニング効果が高くなるのです。
この低汚染塗料の効果により、外壁の美観が長く保たれ、汚れに対するメンテナンスから解放してくれるメリットが得られます。

 また近赤外線を反射する事で夏場の室温上昇を3℃程度抑制してくれる効果がある遮熱塗料に、この低汚染性を持たせた塗料も市販されています。
これは汚れによって、遮熱効果が徐々に劣化するのを防止しようと言うものです。
外壁に雨筋と言われる涙の後の様な汚れの筋が生じている状態を見かける事がありますが、これは外壁の雨水の流れ道に汚れが溜まり筋となったもので、低汚染塗料を使用すれば、こうした雨筋の発生も抑制する事が出来ます。
いつまでも綺麗な外観を保ちたいなら、低汚染塗料を選択されると良いでしょう。